俺とポリシー

ブリタニアの民よ、エンターティナーたれ」


Ultima Onlineの開発者でブリタニアの王でもあるロードブリティッシュが臣民であるプレイヤーに高らかに告げたのは今からもう20年以上前の話です。


当時の自分はそれを聞いて「エンターティナーってのは人を面白がらせ、自分もそれを楽しむ人のことだろうなー」と勝手に解釈し、それ以来他の人がやってて面白そうなことは積極的に真似をして、面白かったらそれを自分流にアレンジして試してみるとか「これひょっとしたらオモロイんちゃう?」と思ったことは人に迷惑にならない範疇でやってみたりしてきました。


wWw<人に迷惑にならないってのは全然全うできなかったけどな
(・∇・)<今思い出しても「ウワーッ!」ってなって悶絶するようなしくじりとやらかしだらけですもんね、逆毛様


当時の関係者各位にはこの場を借りて厚く謝罪申し上げます。ゴメンね!


それはさておき、この「人がやってるのを見て良いなーと思ったことは積極的に真似をして、且つアレンジもしてみる」スタンスは自分の人生で結構大きな行動の指針となっています。人がやってることを見てアーダコーダ言う批評家になっても面白くないし、誰かのコピー芸人になってもムナシイし満足できないだろうなーと考えているからなのですが、最近はどうもこれを他の人にも持って欲しいと思うようになってきました。


例えば、習い事で他の人に自分が知ってることを話す時に


「俺はこう教わったのでこういう風に練習してこのぐらいできるようになったけど、貴方は一回このやり方でやってみて、他のやり方も自力で見つけてやってみたら楽しいと思うよ!」と話してたり


「試合の時にどうするか、どう動くかはその瞬間に自分で思いつかないと決断できないから、自分で考えて行動して失敗したり成功したりを試しておこうぜ!」と話したりとかです。


フツー習い事って教わる人は教える人の完全コピーになることから始めるんじゃないの?みたいな顔をされることが多々あったので、いやそれじゃツマンナイでしょ、でも確かになんで自分はそういう風に考えてるんだろうと熟考してみたらロードブリティッシュの言葉を思い出したのです。


俺の言うとおりにやれば勝てる!負けた時は俺の言うとおりにやらなかったからだ!みたいなことを言ってる人を結構見かけますが、そんな劣化コピー作って何が楽しいんでしょうね。自分で考えて自分で動いて、自己責任でやらかしたり大成功したりするから楽しいんだと思うんですが。一度議論を深めてみたいけど関わり合いにも成りたくないし。難しいところですねぇ。